焼岳
北アルプスの焼岳に登ってきました。現在でも煙を噴きあげている、活火山です。これは大正池側から見た、山の姿。 登り始めはずっと、美しいブナ林です。雨の日はことさら、緑が鮮やか。 ブナ林を抜けると、森林限界で樹がなくなり、視界が開けました。振り返ると、こんな感じ。...
View Article遠く
遠くとは 何処からを想っていうのだろう踏みしめているのは いつだってこの足もとの 地面だたとえ 何処へ いこうとも何をそれほど こいねがおうとも心ばかりは どんなにか自由に羽ばたける はずなのだと目を閉じて心の底の 瞳を開いて想いは 何処へ向かうのだろう何を願っているのだろう辿りつけないからこそ 多分夢のように美しいなぜ いつだって 憧れているあの最果ての 情景は
View Article旋律
長いようで短いようで時計ではなく心で感じる時の流れ切ないようで懐かしいようで夢みるようで微笑むようでさらさらさらさら透明に水がやすまず流れてゆくように誰かがどこかで旋律を口ずさみ続けているように
View Article風船
記憶にもない遥かに 幼い頃縁日のお祭りで父が 風船を私の手に握らせてくれたちょっと目をはなした隙に私は握っていた手を放し風船は 高く空へ空へ父が 跳びあがってももう掴めなかったそうだ青い空の中にどこまでも吸い込まれるようにどこまでも今またこの同じ手に誰かが 風船を握らせてくれた...
View Article星の歌
銀の鈴の音のような空に響く 星の歌見あげれば そこにいつも私の 頭の上に風が吹いているあの彼方ではいつも風が吹き続けているここに 今もこうして独り降るような星空を見あげながら貴方はこんな歌を聴いたことがあるだろうか遠い遠い彼方から届く 星の歌あれはきっと彼岸の歌この世のものならぬ幽玄の 時を超えていつかこの何もない 草原でただ二人手をつないで身を横たえてじっと...
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